3/24日に大吉堂さんに借りている委託ボックスの入れ替えをしました。
本当は2月下旬に入れ替えするつもりでしたが、風邪をひいたり寒くて体調不良だったりで、結局、前回から2ヶ月開いてしまいました。
前回はソノラマ文庫をメインとしたアニメノベライズを置いたのですが、2ヶ月経っても1冊も売れていませんでした。イデオンとかダグラムとか、売れるんじゃないかと思っていたのですが残念でした。まぁ、こういうのはすぐに売れるというわけじゃないので、しばらくは様子を見ます。
今回は奇書っぽいのをメインに置いてみました。ラノベ奇書というと、奇書が読みたいアライさん(@SF70687131)が出版した同人誌『このラノベが寄書い!』というのがありまして、これに紹介されている本を何冊か出してみました。
和智正喜『消えちゃえばいいのに』と赤月カケヤ『キミとは致命的なズレがある』はサイコ・サスペンス風。大樹連司『勇者と探偵のゲーム』と草野原々『これは学園ラブコメです。』はメタ・フィクション的物語。どれも万人受けはしないだろうけど、それぞれクセがあって、ラノベの多様性という面で良いと思います。
オススメは『消えちゃえばいいのに』で、ハーレムラノベ的スタートながら、100人が様々な方法で死ぬという、ミステリー的、サスペンス的な展開。それでいて様々な人物が入り乱れ語られる愛の物語です。
それ以外では石川博品『冬にそむく』はラノベらしからぬ、しっとりした作品で、ハイテンションなラノベに慣れている人には新鮮に感じる作品だと思います。
あとは、再起動することが先ごろ発表された蓬萊学園シリーズの『恋愛編-パーフェクト・ラブレター』、背表紙が傷んでいますが、入手困難作品なので探している方には。