さて、今回はメモリ増設の話です。
NEC VN770/W1J1Rの増設メモリ
メモリの増設をする機種はNECのVN770/W1J1Rというモデル。これは販売店のオリジナルモデルのようで、ベースとなる機種はVN770/WG6R 、今回の記事はこの機種のメモリ増設の参考になると思います。なお、この機種の最大メモリは4GBであり、公式には8GBはサポートされておりませんので、この記事を参考にする場合は自己責任でお願いします。
VN770/WG6Rに搭載されているメモリの規格は「DDR3 SDRAM/SO-DIMM」 2GBが2枚、PC3-8500対応とマニュアルに記載されています。DDR3がチップ規格、PC3-8500がモジュール規格と呼ばれるものだそうです。もうひとつSO-DIMMはノート・スリムPC用のもので、DIMMの小さいバージョンと言えるものです。
購入時は、PC3-8500でノートPC用(SO-DIMM)を選べば問題ないでしょう。なお、このメモリは2枚1組なので、増設時はセットで交換しなければなりません。販売も2枚1組なので4GB(2GBx2)から増設する場合は、8GB(4Gbx2)になります。
今回購入したのは、購入時点でamazonで1番安かったもの。
メーカーはどこでも良くて、保証が永久保証になっていたのでこちらにしました。
きちんとパッケージに入った商品でした。今までバルク品の購入が多かったので、ちょっと新鮮でした。
なお、この機種には空きスロットはないので、すでにささっているメモリを交換することになります。
パソコンを開けてみる。
実際のメモリ交換手順です。まず電源コードやUSB機器など全て外します。
パソコンの裏側に、メモリ交換/B-CASカード用のカバーがネジ止めされています。2本のネジをはずすと、カバーが取れます。
メモリ横の白いところを外側に動かすと、メモリが斜めに動きます。
これでメモリは取り外せます。下のもう1枚も同じように外し、新しいメモリに差し替えて完了です。
これでメモリの交換は完了。カバーをネジ止めして終了です。
ubuntuが起動したら、設定から「このシステムについて」を開いて確認すると、8GBと認識しているのが確認できます。
これでメモリの交換(増設)は終了です。