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このライトノベルがすごい!2016~2026 ランキングを深堀りする。

さて、今回はこのライトノベルがすごい!のランキングを深堀りしてみたいと思います。

前々回、記事にしたのですが、「千歳くんはラムネ瓶のなか(以下、チラムネ)」のアニメが賛否両論やや否が多め状態、さらにそこから作品を叩きたいだけの人やPV稼ぎのyou tuberも加わったためか、様々な面からチラムネが叩たかれるようになりました。

そのなかで「このラノ殿堂入り」なのに、売上冊数が少ないとか、1位になったのは編集部のゴリ押しだとか、組織票だとか、色々といわれております(今は静かになりましたが、アニメ再開でどうなるやら……)。そういうのは放って置くにかぎるのですが、改めてこのラノのポイントシステムや殿堂入りシステムを確認したいと思いました。WEBポイントと協力者ポイントどちらが有利か?とか、殿堂入りは難しいのか簡単なのか?とかです。

そこでこのラノ2016から、このラノ2026までのポイントや投票者数を調べて、色々と探ってみることにします。

ポイント算出方法

まずはじめに、このラノランキングのポイント算出方法を確認しておきます。このラノ2016までと、このラノ2017以降では大きく違っております。

なお、HPはホームページの略で、WEBからの投票のことです。

このラノ2016まで

文庫、単行本・ノベルス関係無しで、5作品(シリーズ)に投票。

[協力者]は作品(シリーズ)の1位~5位については10点~6点。
[HP]、[モニター]は作品(シリーズ)の1位~5位について5点~1点。
アンケートで集計した得点に、それぞれのアンケートの回答者に応じて傾斜をかけ「ポイント」を算出。

このラノ2017以降

基本パターン
文庫、単行本・ノベルス関係無しで、5作品(シリーズ)に投票(このラノ2020,2026は10作品)。

[協力者][HP(WEB)]共に、作品(シリーズ)の1位=10点 2位=9点 3位=8点 4位=7点 5位=6点。
アンケートで集計した得点を、それぞれのアンケートの回答者数に応じて傾斜を掛け、「ポイント」を算出。

※このラノ2021、2022のみ
[協力者][HP(WEB)]共に、作品(シリーズ)の1位=5点 2位=4点 3位=3点 4位=2点 5位=1点。

※このラノ2020、2026のみ
[協力者][HP(WEB)]共に、作品(シリーズ)の1位=10点 2位=9点 3位=8点 4位=7点 5位=6点 6位=5点 7位=4点 8位=3点 9位=2点 10位=1点 。

※このラノ2024
アンケートで集計した得点を、それぞれのアンケートの回答者数で割って傾斜を掛け、「ポイント」を算出。

※このラノ2025以降
アンケートで集計した得点を、それぞれのアンケートの回答者数で割り、WEBは200、協力者は200を掛け、「ポイント」を算出。

このラノ2025以降、「傾斜」の部分が具体的に明示されました。それより前は不明です。

このラノ上位作品2016~2026

ここからはこのラノを年度別に見ていきます。文庫、WEB、協力者、それぞれのランキングでの順位やポイントを確認します。このラノも20年の歴史があるので、色々と変わっている部分があります。創刊時(このラノ2005)まで遡るとちょっと違いすぎるので、このラノ2016から見ていきたいと思います。

なお、作品名が13文字以上で頻繁に登場するタイトルは、略称を使わせていただきます。ただし、「千歳くんはラムネ瓶のなか」は「ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)」と並ぶランキングが多いため、バランスを取って「チラムネ」を使う箇所があります。ご了承ください。

このライトノベルがすごい!2016

まずこのラノ2016で最大のトピックは、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(以下、俺ガイル)」の3連覇による、殿堂入りです。実はこのラノを3連覇しての殿堂入りは、「俺ガイル」だけです。で、この当時のこのラノランキングですが、HPポイント(今のWEBポイント)の影響が強く、HPポイントのランキングに協力者ポイントの高い作品が割り込むような形です。

この時のHPランキングの上位3作品が、「俺ガイル」「ソードアート・オンライン」「とある魔術の禁書目録」で、このラノ2013から4年間変化無しという状況でした。

このラノ2016
1位 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
・総合 282.23 HP 176.60(1位) 協力者 51.79(ランク外) モニター 53.85(5位)
2位 ソードアート・オンライン
・総合 226.27 HP 97.70(2位) 協力者 28.57(ランク外) モニター 100.00(1位)
3位 ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン
・総合 170.53 HP 13.39(20位) 協力者 157.14(1位) モニター 0.00(ランク外)
4位 エイルン・ラストコード
・総合 153.36 HP 5.14(ランク外) 協力者 148.21(2位) モニター 0.00(ランク外)
5位 週末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?
・総合 149.14 HP 8.07(ランク外) 協力者 141.07(3位) モニター 0.00(ランク外)
※HPのランク外は31位以下、協力者・モニターのランク外は11位以下

備考:WEBアンケート 1128名、協力者 56名、モニター 65名、作品数641作

このラノ2016では現在と違い、協力者、HP(WEB)、モニターで集計。モニターは「ラノベ好きの中高生」を対象に調査会社が集計したもの。中高生が実際に読んでいる作品ですが、HPと似た傾向になっています。よって、HP+モニターで人気作・アニメ化作が上位になりやすいシステムといえます。

このラノ2017以降ポイントシステムが大きく変わったので、このラノ2016までの上位の傾向と、このラノ2017以降の傾向に連続性は無いと考えています。

このライトノベルがすごい!2017

で、このラノ2017から大きすシステムが変わりました。モニター票(中高生でラノベ好きの票)をなくし、HP票の影響(人気作・アニメ化作の上位固定化)を減らす形にしたと思われます。文庫と単行本部門をわける形にもしています。今のこのラノは、このラノ2017のポイントシステムがベースとなっています。

色々と変えた結果、どうなったかというと、今度は協力者ポイントを集めた作品が文庫1位になるようになりました。

このラノ2017
文庫1位 りゅうおうのおしごと!
・総合 399.22 HP 78.17(6位) 協力者 321.05(1位)
文庫2位 Re:ゼロから始める異世界生活
・総合 236.69 HP 161.26(2位) 協力者 75.44(11位)
文庫3位 とある魔術の禁書目録
・総合 191.54 HP 191.54(1位) 協力者 0.00(ランク外)
文庫4位 ソードアート・オンライン
・総合 183.68 HP 138.06(3位) 協力者 45.61(20位)
文庫5位 ゴブリンスレイヤー
・総合 179.06 HP 47.48(15位) 協力者 131.58(2位)

備考:WEBアンケート 733名、協力者 57名、作品数 文庫469作、単行本ノベルス303作

システムが変わったからではなく「りゅうおうのおしごと!」が圧倒的だったともいえますが、HP1位「とある魔術の禁書目録」が2位「Re:ゼロから始める異世界生活(以下、Re:ゼロ)」のに逆転されるなど、HPランキングそのままではなくなりました。

それぞれのランキングを見ると、

HPランキング
1位 とある魔術の禁書目録 191.54
2位 Re:ゼロ 161.26
3位 ソードアート・オンライン 138.06

協力者ランキング
1位 りゅうおうのおしごと! 321.05
2位 ゴブリンスレイヤー 131.58
3位 メロディ・リリック・アイドル・マジック 117.54

HPランキング3位と協力者ランキング2位が130ポイント台なので、バランス的にはおかしくなくて、「りゅうおうのおしごと!」が飛び抜けてポイントが高くなっています。ランキング的にどちらが有利というよりも、「りゅうおうのおしごと!」が圧勝したというべきでしょう。

このライトノベルがすごい!2018

このラノ2018でも「りゅうおうのおしごと!」が1位、2年連続です。ただ、今回の勝利は協力者ポイントだけでのものではなく、HPポイントの力があってのものでした。

このラノ2018
文庫1位 りゅうおうのおしごと!
・総合 392.95 HP 96.52(2位) 協力者 296.43(1位)
文庫2位 86-エイティシックス-
・総合 339.05 HP 53.34(14位) 協力者 285.71(2位)
文庫3位 〈Infinite Dendrogram〉-インフィニット・デンドログラム-
・総合 154.22 HP 64.94(11位) 協力者 89.29(7位)
文庫4位 月とライカと吸血姫
・総合 150.05 HP 14.33(ランク外) 協力者 135.71(3位)
文庫5位 ソードアート・オンライン
・総合 135.69 HP 105.33(1位) 協力者 30.36(ランク外)
※HPランク外は31位以下、協力者ランク外は29位以下

備考:WEBアンケート 2159名、協力者 56名、作品数 文庫756作、単行本ノベルス502作

HPランキング
1位 ソードアート・オンライン 105.33
2位 りゅうおうのおしごと! 96.52
3位 この素晴らしい世界に祝福を! 88.03

協力者ランキング
1位 りゅうおうのおしごと! 296.43
2位 86-エイティシックス- 285.71
3位 月とライカと吸血姫 135.71

協力者ランキング1・2位は小差、HPポイントの差が決定的なものにしました。気になるのは、HPランキング上位のポイントが協力者のそれに比べ、全体的に低くなっていることです。協力者の1・2位が300ポイントに近いのに対し、HPランキングの1・2位は100ポイント前後です。

ここで注目したいのが、WEBアンケートの人数。このラノ2017が733名なのに対し、このラノ2018では2159名と、3倍近くになっています。回答者数が増えることで、票が分散したのでは?と考えられます。

このライトノベルがすごい!2019

さすがに協力者ランキング1位が3年連続同じ作品だとまずいと思った協力者が多かったのか、このラノ2019の協力者ランキング1位は「錆食いビスコ」になり、「りゅうおうのおしごと」は2位です。

しかし、2018年に「りゅうおうのおしごと!」はアニメ化されたこともあってかHPランキングで1位です。ただ、協力者2位、HP1位でも、文庫1位になれず。1位になったのは「錆食いビスコ」、もちろん「錆食いビスコ」もHPランキング9位ですので、それなりにHPポイントも稼いでいたわけです。

このラノ2019
文庫1位 錆食いビスコ
・総合 335.76 HP 68.46(9位) 協力者 267.31(1位)
文庫2位 りゅうおうのおしごと!
・総合 313.03 HP 111.10(1位) 協力者 201.92(2位)
文庫3位 弱キャラ友崎くん
・総合 195.05 HP 110.43(2位) 協力者 84.62(5位)
文庫4位 ひげを剃る。そして、女子高生を拾う
・総合 180.24 HP 24.47(26位) 協力者 155.77(3位)
文庫5位 86-エイティシックス-
・総合 130.58 HP 103.66(3位) 協力者 26.92(ランク外)
ランク外は29位以下

備考:WEBアンケート 1639名、協力者 52名、作品数 文庫678作、単行本ノベルス403作

HPランキング
1位 りゅうおうのおしごと! 111.10
2位 弱キャラ友崎くん 110.43
3位 86-エイティシックス- 103.66

協力者ランキング
1位 錆食いビスコ 267.31
2位 りゅうおうのおしごと! 201.92
3位 ひげを剃る。そして、女子高生を拾う 155.77

この年はHPランキングで1・2位が競り合った形。ただ、HPランキングの上位が110ポイントなのに対して、協力者ランキングで1位は200ポイント台後半。協力者ランキングで特定の作品に票が集中すると、このラノ2017以降は300ポイント近くになるのに対して、HPランキングではそこまで高ポイントになりません。

このラノ2017のHPランキングでは1位が200ポイント近いのに、このラノ2018・2019と100ポイントちょっとです。これはこのラノ2018からWEBアンケート回答者が増えたため票が分散し、HPランキングでは高ポイントが取りづらくなっているということだと思われます。

このライトノベルがすごい!2020

このラノ2020では、従来までとは違い10作品への投票になっています。

協力者ランキング1位は「七つの魔剣が支配する」で、総合1位も「七つの魔剣が支配する」です。HPから呼び名が変わったWEBランキング1位は「ようこそ実力至上主義の教室へ(以下、よう実)」です。

今回のランキングの特徴は、協力者1位はWEBポイントが伸びず、WEB1位は協力者ポイントが伸びずとなっているところです。その結果が協力者1位が文庫1位なのに対して、WEB1位が文庫4位となり、WEB1位になったとしても上位にはなれないわけです。

このラノ2020
文庫1位 七つの魔剣が支配する
・総合 289.04 WEB 17.30(ランク外) 協力者 271.74(1位)
文庫2位 りゅうおうのおしごと!
・総合 285.87 WEB 81.53(4位) 協力者 204.35(2位)
文庫3位 弱キャラ友崎くん
・総合 228.07 WEB 112.85(2位) 協力者 115.22(4位)
文庫4位 ようこそ実力至上主義の教室へ
・総合 190.79 WEB 156.01(1位) 協力者 34.78(ランク外)
文庫5位 幼なじみが絶対に負けないラブコメ
・総合 142.18 WEB 16.09(ランク外) 協力者 126.09(3位)
※ランク外は31位以下

備考:WEBアンケート 4785名、協力者 46名、作品数 1529作

WEBランキング
1位 よう実 156.01
2位 弱キャラ友崎くん 112.85
3位 青春ブタ野郎シリーズ 109.11

協力者ランキング
1位 七つの魔剣が支配する 271.74
2位 りゅうおうのおしごと! 204.35
3位 幼なじみが絶対に負けないラブコメ 126.09

今回注目すべきは、10作品投票による全体的なポイント増加と、WEBアンケート回答者が4785名と前回の倍以上になっていることです。WEBアンケート回答者が増えるとポイントが伸びないのですが、今回の「よう実」のポイントは156ポイントと、かなりの支持を得たと考えれば良いのか、それともこれが10作品投票の影響なのか。ただそれでも協力者ポイントがないと、ベスト3にも入れないということです。

このラノ2017からこのラノ2020までのランキングを見ると、やはり協力者の支持を多く集めた作品が強いと考えられます。

このライトノベルがすごい!2010年代ベストランキング

さて、このラノ2020では通常のランキングとは別に、2010年代ベストランキングが開催され、1位「ソードアート・オンライン」2位「とある魔術の禁書目録」3位「りゅうおうのおしごと!」の3作品が殿堂入りとなりました。「ソードアート・オンライン」はこのラノ2012・2013連覇、「りゅうおうのおしごと!」はこのラノ2017・2018連覇、「とある魔術の禁書目録」はこのラノ創刊時からランキングに顔を出し続け、HP票でも根強い支持があった作品。これくらい評価が定まった作品は、このラノで取り上げなくてもという、編集部側の考えがあったのかもしれません。体のいい卒業といったところでしょうか。

このライトノベルがすごい!2021

この年から、投票作品数が2019同様の5作に戻ったかわりに、得点が1位=5点 2位=4点 3位=3点 4位=2点 5位=1点となりました。結果、全体的にポイントが下がることに。これまで協力者ランキング1位のポイントは200台後半でしたが、このラノ2021からは1位は200弱となります。このラノ2017~2020は協力者ポイントの影響が大きく、協力者の票を取るほうが有利という状況でした。

また、ここで注目したいのが、協力者の人数です。前年の46人から81人になっています。協力者の人数を増やしポイントが低くなるようにしたのか(人数が増えると作品が分散しやすく、なおかつ得点を人数で割るため、ポイントは低くなると考えられます)、それとも傾斜の数値を変えたのか、このあたりはよくわかりません。

2020までのように協力者ポイントが大きくならず、WEB・協力者それぞれのポイントが拮抗するようになっています。

で、このラノ2021では、協力者ランキング1位は「チラムネ」、WEBランキング1位は「よう実」です。「チラムネ」はWEBランキングも6位とそれなりにポイントを稼ぎ、「よう実」は協力者ランキング25位で、それほど上積みできませんでした。結果、「チラムネ」は文庫1位、「よう実」は文庫3位でした。

このラノ2021
文庫1位 千歳くんはラムネ瓶のなか
・総合 211.23 WEB 55.67(6位) 協力者 155.56(1位)
文庫2位 スパイ教室
・総合 163.76 WEB 25.49(17位) 協力者 138.27(2位)
文庫3位 ようこそ実力至上主義の教室へ
・総合 160.58 WEB 133.42(1位) 協力者 27.16(25位)
文庫4位 探偵はもう、死んでいる。
・総合 152.14 WEB 63.25(3位) 協力者 88.89(4位)
文庫5位 継母の連れ子が元カノだった
・総合 134.79 WEB 45.90(9位) 協力者 88.89(4位)

備考:WEBアンケート 9495名、協力者 81名、作品数 1652作

WEBランキング
1位 よう実 133.42
2位 異修羅 124.70 ※単行本
3位 探偵はもう、死んでいる。 63.25

協力者ランキング
1位 チラムネ 155.56
2位 スパイ教室 138.28
3位 楽園ノイズ 111.11

今回もWEBアンケート回答者が昨年の倍の9495名とさらに増えています。その中で「よう実」のポイントは133ポイントと、今回もかなりの支持を得ていると考えられます。

このライトノベルがすごい!2022

この年もこのラノ2021同様、得点が1位=5点 2位=4点 3位=3点 4位=2点 5位=1点です。

このラノ2022
文庫1位 千歳くんはラムネ瓶のなか
・総合 199.16 WEB 117.91(2位) 協力者 81.25(4位)
文庫2位 春夏秋冬代行者
・総合 192.82 WEB 24.07(20位) 協力者 168.75(1位)
文庫3位 ようこそ実力至上主義の教室へ
・総合 135.73 WEB 135.73(1位) 協力者 00.00(ランク外)
文庫4位 ミモザの告白
・総合 130.09 WEB 11.34(ランク外) 協力者 118.75(2位)
文庫5位 プロペラオペラ
・総合 123.96 WEB 21.88(26位) 協力者 102.08(3位)
※ランク外は31位以下

備考:WEBアンケート 6473名、協力者 96名、作品数 1664作

WEBランキング
1位 よう実 135.73
2位 チラムネ 117.91
3位 探偵はもう、死んでいる。 89.48

協力者ランキング
1位 春夏秋冬代行者 168.75
2位 ミモザの告白 118.75
3位 プロペラオペラ 102.08

このラノ2022ランキングの特徴は、WEB・協力者それぞれのランキング1位作品が文庫1位になれなかったことです。前年同様、ポイントが全体的に低くなりました。協力者ランキング上位作品がどれも、WEBポイントを取れなかったのが原因かと思います。それゆえ両方のランキングでポイントを獲得した「チラムネ」の勝利であったと。

このライトノベルがすごい!2023

この年から得点が、もとに戻りました。得点が、1位=10点 2位=9点 3位=8点 4位=7点 5位=6点です。

このラノ2023
文庫1位 ようこそ実力至上主義の教室へ
・総合 306.56 WEB 278.78(1位) 協力者 27.78(ランク外)
文庫2位 千歳くんはラムネ瓶のなか
・総合 305.70 WEB 255.70(2位) 協力者 50.00(16位)
文庫3位 私はあなたの涙になりたい
・総合 208.79 WEB 40.73(ランク外) 協力者 168.06(1位)
文庫4位 お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件(以下、お隣の天使様)
・総合 188.76 WEB 188.76(3位) 協力者 0.00(ランク外)
文庫5位 時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーニャさん(以下、ロシデレ)
・総合 168.55 WEB 160.22(4位) 協力者 8.33(ランク外)
※ランク外は31位以下

備考:WEBアンケート 6923名、協力者 72名、作品数 1940作

WEBランキング
1位 よう実 278.78
2位 チラムネ 255.70
3位 お隣の天使様 188.76

協力者ランキング
1位 私はあなたの涙になりたい 168.06
2位 竜殺しのブリュンヒルド 127.78
3位 わたし、二番目の彼女でいいから 108.33

得点がもとに戻ったことにより、WEBランキングはWEBアンケート回答者数がそれほど変化していないのに、上位は200ポイント台後半と全体的に高くなりました。それに比べ協力者ランキングのポイントは高くならず、結果、WEBランキングの影響が強くなったといえます。

この年を持って「よう実」「チラムネ」が殿堂入りです。「よう実」はWEBランキングだけで見ると、4年連続1位なので、今回の文庫1位は悲願達成といえるのかも。

このライトノベルがすごい!2024

ある意味、衝撃の結果といえるかもしれません。

このラノ2024
文庫1位 お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件
・総合 251.40 WEB 251.40(1位) 協力者 0.00(ランク外)
文庫2位 死亡遊戯で飯を食う
・総合 242.06 WEB 65.39(21位) 協力者 176.67(2位)
文庫3位 時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーニャさん
・総合 219.26 WEB 211.48(2位) 協力者 7.78(ランク外)
文庫4位 バスタブで暮らす
・総合 209.63 WEB 24.08(ランク外) 協力者 185.56(1位)
文庫5位 透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。
・総合 130.23 WEB 35.79(ランク外) 協力者 94.44(6位)
※ランク外は31位以下

備考:WEBアンケート 5175名、協力者 90名、作品数 2082作

WEBランキング
1位 お隣の天使様 251.40
2位 ロシデレ 211.48
3位 探偵はもう、死んでいる。 117.57

協力者ランキング
1位 バスタブで暮らす 185.56
2位 死亡遊戯で飯を食う 176.67
3位 ステラ・ステップ 112.22

「お隣の天使様」が協力者ポイント0で文庫1位。もともとWEB人気があった上に、アニメ化されたことによるポイントなのでしょう。協力者ランキングは「バスタブで暮らす」と「死亡遊戯で飯を食う」が競り合いました。圧倒的な協力者ポイントでないと、協力者ランキングが1位でもWEBポイントによって、2位作品に逆転されてしまうということに。このラノ2020の時と、WEBランキングと協力者ランキングが入れ替わった感じで、WEBポイントが強くなっているように感じます。

このライトノベルがすごい!2025

このラノ2025
文庫1位 負けヒロインが多すぎる!(以下、マケイン)
・総合 297.51 WEB 277.29(1位) 協力者 20.22(ランク外)
文庫2位 誰が勇者を殺したか
・総合 292.45 WEB 84.58(9位) 協力者 207.87(1位)
文庫3位 時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーニャさん
・総合 253.89 WEB 253.89(2位) 協力者 0.00(ランク外)
文庫4位 こちら、週末停滞委員会。
・総合 235.08 WEB 93.51(7位) 協力者 141.57(2位)
文庫5位 お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件
・総合 212.90 WEB 212.90(3位) 協力者 0.00(ランク外)
※ランク外は31位以下

備考:WEBアンケート 5240名、協力者 89名、作品数 2160作

WEBランキング
1位 マケイン 277.29
2位 ロシデレ 253.89
3位 お隣の天使様 212.90

協力者ランキング
1位 誰が勇者を殺したか 207.87
2位 こちら、週末停滞委員会。 141.57
3位 白き帝国 139.33

WEB、協力者それぞれのランキング1位作品が文庫1位を争う、美しいランキングだと思います。ややWEBポイントが有利に見えますが、もし仮に「誰が勇者を殺したか」と「こちら、週末停滞委員会。」のWEBポイントが逆でしたら、「誰が勇者を殺したか」が文庫1位になれていました。非人気シリーズ・非アニメ化作品のWEBポイントの重要性が見られたように思います。

「マケイン」と「ロシデレ」はこの年アニメ化。特に「マケイン」はアニメがヒットしたため、WEBランキングに大きく影響しました。

このライトノベルがすごい!2026

投票作品数が、従来の5作品から10作品になりました。このラノ2020の時と同じで、全体的にポイントが高くなっております。

このラノ2026
文庫1位 あそびのかんけい
・総合 453.09 WEB 58.52(1位) 協力者 394.57(1位)
文庫2位 お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件
・総合 262.49 WEB 262.49(1位) 協力者 0.00(ランク外)
文庫3位 負けヒロインが多すぎる!
・総合 257.43 WEB 240.04(2位) 協力者 17.39(ランク外)
文庫4位 時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーニャさん
・総合 211.07 WEB 211.07(3位) 協力者 0.00(ランク外)
文庫5位 転生程度で胸の穴は埋まらない
・総合 200.65 WEB 63.69(27位) 協力者 136.96(4位)
※ランク外は31位以下

備考:WEBアンケート 8466名、協力者 92名、作品数 2104作

WEBランキング
1位 お隣の天使様 262.49
2位 負けヒロインが多すぎる! 240.04
3位 ロシデレ 211.07

協力者ランキング
1位 あそびのかんけい 394.57
2位 ミドルノートにさよなら 165.22
3位 デルタとガンマの理学部ノート 164.13

このラノ2025と違い、極端なランキングになりました。まずは「あそびのかんけい」が協力者ポイントで圧勝。2位作品が100ポイント台半ばで例年通りなのから考えると、1位だけが飛び抜けています。協力者が特定の作品に集中すると、これだけの爆発力があると見せつけました。これだけの圧勝は、このラノ2017の「りゅうおうのおしごと!」以来です。

文庫1位が協力者ランキングで圧倒した作品で、2~4位がWEBランキングの順。しかも、2・4位作品は協力者ポイントが0です。協力者票とWEB票が乖離した、歪なランキングといえるかもしれません。

以上、このラノを年度順で追ってみましたが、その時々で傾向があるように思えます。次にそれぞれの部門で、作品を見てみたいと思います。

部門別(文庫、WEB、協力者)ランキング1位作品 2016~2026

ここでは文庫ランキング、WEB(旧HP、ここではWEBに統一)ランキング、協力者ランキングを年度順で並べて、その傾向を見たいと思います。

※すべて「このライトノベルがすごい!20○○」の20○○部分です。実際の年とズレがありますので注意してください。「このラノ2016」の場合、2015年11月末の発売。対象作品は2014年9月~2015年8月となります。

文庫ランキング1位作品

2016 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 HP1位
2017 りゅうおうのおしごと! 協力者1位
2018 りゅうおうのおしごと! 協力者1位
2019 錆食いビスコ 協力者1位
2020 七つの魔剣が支配する 協力者1位
2021 千歳くんはラムネ瓶のなか 協力者1位
2022 千歳くんはラムネ瓶のなか
2023 ようこそ実力至上主義の教室へ WEB1位
2024 お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 WEB1位
2025 負けヒロインが多すぎる! WEB1位
2026 あそびのかんけい 協力者1位

2016まではHP+モニターポイントが強くて、2017~2021は協力者ポイント、2023からはまたWEBポイントが強くなっています。2026は今のところ、やや特殊ではないかと考えています。

2022はWEB・協力者ランキング1位でないチラムネが1位。実は2021と2022だけが、やや特殊な傾向です。1位作品への得点が5点、以下2位4点……と得点が低くなって、その影響かWEB・協力者ポイントとも、上位のポイントが同じくらいになっています。ある意味、WEB・協力者優劣のない状態なのかもしれません。

ただ、2021は協力者1位でチラムネが文庫1位になったのですが、問題は2022。それぞれのランキング1位の支持を受けた作品でなく、どちらのランキングでも1位でない作品が文庫1位となりました。1位を獲るよりも、均等にポイントを積み上げた作品が1位になったと。これには個人的にモヤッとしたものを感じてしまいます。

それを受けてかどうかわかりませんが、2023以降はWEBポイントが強くなりました。うがった見方をすれば、2023はWEBポイントの比重をあげて、「よう実」と「チラムネ」を殿堂入りさせて、このラノを卒業させたとも考えられます。

2023以降、WEBランキング1位が文庫1位になり、協力者からは、結局アニメ化された作品が強いのか、と言われることになってしまいました。ただ、2026でそれを覆すことができたので、協力者から圧倒的支持を受けた場合は、人気シリーズ・アニメ化作品を上回ることができると納得できたのではないでしょうか。

WEBランキング1位作品

2016 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。176.60(1128)
2017 とある魔術の禁書目録 191.54(733)
2018 ソードアート・オンライン 105.33(2159)
2019 りゅうおうのおしごと! 111.10(1639) 2018.1月期アニメ放映
2020 ようこそ実力至上主義の教室へ 156.01(4785) 2017.7月期アニメ放映
2021 ようこそ実力至上主義の教室へ 133.42(9495)
2022 ようこそ実力至上主義の教室へ 135.73(6473)
2023 ようこそ実力至上主義の教室へ 278.78(6923)  2022.7月期アニメ放映
2024 お隣の天使様 251.40(6923) 2023.1月期アニメ放映
2025 負けヒロインが多すぎる! 277.29(5240) 2024.7月期アニメ放映
2026 お隣の天使様 262.49(8466)
※ポイントの後ろのカッコ内はWEBアンケート回答者数

俺ガイル、とある魔術、SAOはランキング1位当時すでに人気シリーズ、アニメ化もされていました。これを見るとWEBランキングでアニメ化作品が強いのは一目瞭然です。

また、2023からポイントの数値が高くなっているのがよくわかります。

協力者ランキング1位作品

2016 天鏡のアルデラミン 157.14(56)
2017 りゅうおうのおしごと! 321.05(57)
2018 りゅうおうのおしごと! 296.43(56)
2019 錆食いビスコ 267.31(52)
2020 七つの魔剣が支配する 271.74(46)
2021 千歳くんはラムネ瓶のなか 155.56(81)
2022 春夏秋冬代行者 168.75(96)
2023 私はあなたの涙になりたい 168.06(72)
2024 バスタブで暮らす 185.56(72)
2025 誰が勇者を殺したか 207.87(89)
2026 あそびのかんけい 394.57(92)
※ポイントの後ろのカッコ内は協力者数

2017~2020と2021~2024でポイントの数値が違う傾向にあるのがわかると思います。2021・2022は1位に与えられる得点が5点、以下2位4点…….と、点数自体が減ったためです。ただ2023からは、もとの得点、1位10点2位9点……に戻ったのですが、2020以前のようなポイントに戻りませんでした。これが協力者が増えたため、得点が分散したことによるのか、従来が傾斜がかかっていてポイントが高かったのかわかりません。

その中で2025の「誰が勇者を殺したか」は出版後から評判で、200ポイントを越えたのは、すごいと思ったのですが、2026の「あそびのかんけい」があっさりと越えてしまいました。それぞれ2位のポイントが例年と変わらないことから、1位作品に評価が集中したと考えるのが、真っ当な受け取り方だと思われます。

まとめ

ということで、いったんのまとめです。2016まではHP+モニターポイントが大きくて、2017~2020は協力者ポイントが大きい。2021・2022はWEB・協力者1位のポイントがそれほど変わらなくなっており、それゆえに2022では、WEB・協力者どちらも1位でない作品が文庫1位になることに。2023からは再びWEBポイントが優勢になりましたが、協力者ポイントで圧倒すれば、文庫1位を獲ることができるのを、このラノ2026で「あそびのかんけい」が証明しました。

このライトノベルがすごい!の今後

これまで過去のこのラノを調べてきたのですが、ここからは未来のこのラノのことです。

まずポイントなどの投票システムが今のままという仮定で話を進めます。現状としては、やはりWEBランキング上位作品が有利であると考えられます。そしてそのWEBランキングはアニメ化作品が有利であると。

このライトノベルが「すごい」であって、人気ランキングではないという意見も見られます。ライトノベルを評価する賞が、現状、出版社開催の新人賞のみなので、このラノの権威は大きくて、出版社側もファン側もここに注目が集中してしまっていると思われます。本屋大賞と直木賞をごちゃ混ぜにしたような賞、といえばよいのでしょうか、ちょっと違うかもしれませんが、本来混ぜないほうがいいランキングが混ざっているような気がします。

2024から2026までの文庫ランキングが面白くて、2024はWEBランキング1位で、協力者ポイント0の作品。2025はWEBランキング1位作品が文庫1位ですが、僅差の2位が協力者ランキング1位作品。2026は協力者ランキングぶっちぎり1位作品で、この3年間を見ると、意外とバランスがとれているかも? と思っています。

注目しているのは、2025で文庫1位、2026で文庫3位になった「マケイン」です。2027で3位以内に入れば殿堂入りとなりますが、果たしてどうなるのか。また、2025・2026のWEBランキングベスト3は「マケイン」「ロシデレ」「お隣の天使様」の3作品で、現在のラブコメラノベはこの3強の時代です。3作品とも、来年アニメ2期が放映されそうなので、この3強がどうなるのかも注目です。

WEBランキングに比べて、協力者ランキングの存在感が以前より弱くなっています。その中で今年の「あそびのかんけい」は圧勝でしたが、来年はどうなるのでしょうか。「りゅうおうのおしごと!」が協力者ランキング2年連続1位を獲った時代と比べ、作品数も多くなり、協力者も新作を中心に投票する傾向があります。協力者ポイントで上位に来ることができるか、今年1位の影響で一般層に広がり、来年はWEBランキングの力で上位にランクインするのか、そういったところも注目です。

作品ごとのランキング推移

殿堂入り作品など、どのようにランキング推移したのかを調べてみました。おまけみたいなものです。

※すべて「このライトノベルがすごい!20○○」の20○○部分です。実際の年とズレがありますので注意してください。「このラノ2016」の場合、2015年11月末の発売。対象作品は2014年9月~2015年8月となります。

りゅうおうのおしごと!

2016 文庫 26位、WEB -位、協力者 -位、新作8位
2017 文庫 1位、WEB 6位、協力者 1位
2018 文庫 1位、WEB 2位、協力者 1位
2019 文庫 2位、WEB 1位、協力者 2位→2018.1月期アニメ放映
2020 文庫 2位、WEB 4位、協力者 2位
→殿堂入り

2017は圧勝での文庫1位。3年連続1位は獲れませんでしたが、2010年代ラノベランキング3位での殿堂入り。現在の殿堂入り条件なら、4年で殿堂入り出来ていました。

ようこそ実力至上主義の教室へ

2016 文庫 56位、WEB -位、協力者 -位、新作17位
2017 文庫 27位、WEB 19位、協力者 -位
2018 文庫 19位、WEB 6位、協力者 -位→2017.7月期アニメ放映
2019 文庫 6位、WEB 4位、協力者 -位
2020 文庫 4位、WEB 1位、協力者 -位
2021 文庫 3位、WEB 1位、協力者 25位
2022 文庫 3位、WEB 1位、協力者 -位
2023 文庫 1位、WEB 1位、協力者 -位→2022.7月期アニメ放映
→殿堂入り

徐々に順位をあげてきて、最後に1位になっての殿堂入り。アニメ放送後、1年生編の終わりから盛り上がってきて、2年生編からは人気を確実なものとした印象です。文庫ランキング5年連続ベスト10入り、WEBランキング4年連続1位は殿堂入りの資格十分。盛り上がってきた2019年の時点で、既刊10巻超えだったため、新作中心の協力者票に恵まれない作品でした。

弱キャラ友崎くん

ガガガ文庫で俺ガイルの次の主力となった作品。アニメも2期放送されるなど、人気はあったのですが、このラノでは……

2017 文庫 8位、WEB -位、協力者 4位、新作3位
2018 文庫 7位、WEB 20位、協力者 8位
2019 文庫 3位、WEB 2位、協力者 5位
2020 文庫 3位、WEB 2位、協力者 4位
2021 文庫 7位、WEB 7位、協力者 19位
2022 文庫 31位、WEB 14位、協力者 -位→2021.1月期アニメ放映
2023 文庫 38位、WEB 27位、協力者 -位
2024 文庫 -位、WEB -位、協力者 -位→刊行なし
2025 総合 95位、WEB -位、協力者 -位→2024.1月期アニメ放映
2026 文庫 -位、WEB -位、協力者 -位→刊行なし

アニメ放映がちょっと旬を過ぎてしまっていたのか、大ブレイクには至りませんでした。ただ5年連続、文庫ランキングベスト10以内は立派です。

千歳くんはラムネ瓶のなか

2020 文庫 19位、WEB 21位、協力者 25位、新作8位
2021 文庫 1位、WEB 6位、協力者 1位
2022 文庫 1位、WEB 2位、協力者 4位
2023 文庫 2位、WEB 2位、協力者 16位
→殿堂入り

わずか4年で、未アニメ化での殿堂入り。WEB1位を獲ることはできませんでしたが、同時代に「よう実」があったから仕方がないのかも。

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件

2020 文庫 10位、WEB 10位、協力者 15位、新作6位
2021 文庫 10位、WEB 5位、協力者 -位
2022 文庫 6位、WEB 4位、協力者 20位
2023 文庫 4位、WEB 3位、協力者 -位
2024 文庫 1位、WEB 1位、協力者 -位→2023.1月期アニメ放映
2025 文庫 5位、WEB 3位、協力者 -位
2026 文庫 2位、WEB 1位、協力者 -位

刊行開始後、7年連続文庫ランキングベスト10以内、2024文庫1位と、現在学園ラブコメラノベを代表する作品のひとつ。アニメ放映前から人気がありましたが、アニメ放映で決定的に。

2024では協力者ポイント0、WEBポイントのみで文庫ランキング1位を獲得するという、すごいことをやってのけた作品です。なお、2023から4年連続、協力者ポイント0でランクインしています。2026年4月にアニメ2期放映なので、このラノ2027でもランクイン、必至でしょう。

時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーニャさん

2022 文庫 9位、WEB 7位、協力者 27位、新作5位
2023 文庫 5位、WEB 4位、協力者 -位
2024 文庫 3位、WEB 2位、協力者 -位
2025 文庫 3位、WEB 2位、協力者 -位→2024.7月期アニメ放映
2026 文庫 4位、WEB 3位、協力者 -位

刊行開始後、5年連続文庫ランキングベスト10以内、こちらも現在学園ラブコメラノベを代表する作品のひとつといってよいでしょう。2024年7月にアニメ放映がありましたが、同時期にマケインがあって、そちらの人気に隠れてしまった感じです。

こちらも2026年にアニメ2期放映が決まっているので、このラノ2027でもランクインは確実でしょう。今年、4位になったため殿堂入りは仕切り直しとなってしまいましたが、殿堂入りのポテンシャルはありそうです。

負けヒロインが多すぎる!

2022 文庫 18位、WEB -位、協力者 15位、新作11位
2023 文庫 46位、WEB -位、協力者 -位
2024 文庫 35位、WEB 26位、協力者 -位
2025 文庫 1位、WEB 1位、協力者 -位→2024.7月期アニメ放映
2026 文庫 3位、WEB 2位、協力者 -位

アニメ化によって大化けした作品といえるでしょう。刊行開始から3年間はあまり注目されてなかったみたいですが、見ている人は見ているのか、アニメ化を決定したスタッフに見る目があったのか。

小説が評価されたというより、アニメが評価されたような印象があるのですが、それはそれで。来年、ベスト3に入れば殿堂入り、現在、殿堂入りに最も近い作品です。アニメ2期の制作が発表されていますが、放映がいつになるのか、今のところ発表はありません。

わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)

2021 文庫 23位、WEB -位、協力者 21位、新作13位
2022 総合 57位、WEB -位、協力者 -位
2023 総合 78位、WEB -位、協力者 -位
2024 文庫 48位、WEB -位、協力者 -位
2025 総合 84位、WEB -位、協力者 -位
2026 文庫 15位、WEB 13位、協力者 -位→2025.7月期アニメ放映

ひょっとしたら来年大ブレイクするかもと思い、ちょっと調べてみました。今年の夏アニメとして放送され、11月から公開されている劇場版が大評判の作品です。

このラノ的には、刊行開始時は新作ランキングに入りましたが、その後は文庫ランキング50位以内になかなか入れず、総合ランキング下位にひっそりと名前が掲載されていた作品です。

百合作品ということで、そういう層を狙ってアニメ化したのかどうか、アニメ化により文庫ランキングにも入ってきて、来年のランクアップがあるかもしれません。ちょっと注目です。

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