さて、今回はガンダムのボールペンの話です。断捨離すべく色々と整理している中で、出てきたものを紹介しようかなと思いまして。
今回紹介するのは、サンスター文具「ヒーローの書き心地 RX-78-2 ガンダム」です。
ヒーローの書き心地とは
「ヒーローの書き心地」とは、2005年頃から、株式会社セイカより発売された、ヒーローをデザインした高級筆記具シリーズ。キャラクターをプリントするだけのようなものではなく、ヒーローやメカをモチーフとしたデザインになっています。
「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「マジンガーZ」「ジャイアントロボ」「マッハGOGOGO」「8マン」「鉄人28号」「機動戦士ガンダムシリーズ」があったようです。「ウルトラマン」「ウルトラセブン」は、ボールペン、シャープペン、万年筆があり、それ以外のキャラクターは、ボールペンだけのようです。株式会社セイカが2009年に、サンスター文具に合併されたため、詳しいことがネットではわかりません。合併後もサンスター文具から、販売は継続されていました。
ガンダムシリーズとして発売されたのは、「ガンダム」「シャア専用ザク」「量産型ザク」「Zガンダム」「百式」「キュベレイ」の6種類です。
作っていたのは、東京の下町にある、ペン工房キリタのようです。
私が購入したのは、2011年くらいだったでしょうか。その後、いつの間にか、生産は終了していました。
パッケージ
こんな箱に入って販売されていました。上品なデザインです。
私が購入した時期には、セイカではなくサンスター文具から販売されていました。
スリーブをとるとこんな感じです。
裏はこんなデザインです。シンプルで上品なデザインですね。
ヒーローの書き心地 RX-78-2 ガンダム
私の持つ、ガンダムのボールペンです。定価は税別4,800円だったと思います。金属製で、ずっしりとした重さ。芯の出し方は回転繰り出し式。
全長130mm、太さφ10mm、37.8g(芯セット済み)、実測値です。
機構としては、クロスのボールペンと同じ作りになっています。上軸を抜くことで、芯の交換が出来ます。使用する芯は、クロスタイプの芯。最初はノンブランドの芯が入っていましたが、クロスの芯に入れ替えています。
クロスの書き心地が苦手な方は、三菱鉛筆のSK-8芯も使えます。こちらのほうが、クロスのF(細字)芯と比べて、若干細めの線がかけます。
クリップ部分。
EFSFWB102の文字は、ペンを持つと逆になります。これは読めるようにして欲しかったな。
購入当初、仕事でガンガン使っていたので、結構はげてしまっていますね。塗装はあまり強くないようです。
なお、結構重量感のあるボールペンで、お客様にこのペンを渡して伝票などを書いてもらおうとすると、重すぎて落としてしまったり、重いねーと言われたり。
ご年配の女性のお客様には、使いにくいようでした。
ガンダムステーショナリー ザク ボールペン
オマケにもう一つ。サンスター文具からは、ヒーローの書き心地とは別に、「ガンダムステーショナリー」が定期的に発売されていました。2015年から2017年くらいまでは、あった記憶があるのですが、その後はよく分かりません。
その中の1本を。ノック式のボールペンです。
プラスチック製で、400円くらいだったでしょうか。製品としては、フランスのメーカー、BICのクリックゴールド。150円ほどのボールペンです。
クリップには、BIC Clic MEXICOとはいってます。
ジオンのロゴがはいっています。普通のボールペンですね。
これ以外にも、ガンダムステーショナリーは、たくさんのものが発売されました。ただ、一回生産して、売り切って終わりなので、なくなってしまうともう手に入らないのです。
これも貴重といえば、貴重かもしれません。特別な価値はないですけどね。